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2019年8月に作成された記事

2019年8月22日 (木)

美樹の女装史③ サロン女装の時代(~2005年)

美樹が初めてフル女装をしたのは、90年代の終わりか2000年に入ってからくらいだったと思います。
(実はあまり記録がなくわからないんです)当時亀井戸にあった、「エリザベス会館」でした。

それ以前から、エリザベス会館には、何度か下着やスカートを買いに行ったり
していました。女装させてくれることも知っていたのですが、なんとなく気おくれが
がしていました。

「女装の世界」に飛び込むことが悪いこととはいえないにせよ変な人なのではないか
という気持ちもあり(今でも人には言えないけれど。)ハードルがあったんです。

でも、歳をとるにつれ、一度女性の姿になった自分を見たいという気持ちが高まるようになり、
思い切って、女装をお願いすることにしたんです。

意を決して担当の方に初めてなのだが女装したい旨伝えると、着たい服とかウィッグの好み
とかを聞かれました。最初は何もわからなかったので、フツーとにしてくださいと(今思えば
フツーって一番難しいですね。)お願いして一緒に選んでいただきました。

下着をつけて洋服に着替えると、お店の方が手早く化粧をしてくれます。
人に化粧をしてもらうと、ポワーンとなって気持ちいいことに気が付きました。

化粧が終わってウィッグをつけてもらい、鏡を見ると・・
そこには、今まで見たこともないもう一人の自分がいました。

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女性になれたうれしさでウットリしてしまいました。

その日はサロンで他の女装の方とお話ししながら過ごしました。
仕草とかが女性らしいとほめられ、嬉しかったです。

自分の「名前」を決めた方がいいといわれました。サロンの中では女性の名前で呼び合いますし、
お店あてに荷物を送るときも便利と・・。それまで自室で女装するだけだった私は
「名前」が必要だってことに初めて気づきました。

2回目に店を訪問したときに、「寺井美樹」という名前に決めました。
当時、人気歌手だった”今井美樹”さんの名前を一文字だけ変えたんです。

後から気づいたのですが、美樹という名前は、男性でも使っている人がいるところが
いいなと思いました。今ではお気に入りの名前です。

「エリザベス会館」では、ポラロイド写真を一枚撮ってくれるのですが、実は、
その写真は持って帰るわけにいかず、すぐに捨ててしまったんです。

その後、エリザベス会館には何度もお世話になりました。
サロンにいって、自分のデジカメで写真を撮ってもらうようにしました。

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数か月に一度、サロンでお化粧してもらって、「女性」としての時間を過ごす・・。
そんなスタイルでの女装が数年間続きました。
自分でもこんなに女性らしい姿になれることが幸福でした。

2019年8月14日 (水)

「タック」について(自己流です)

前回、「Girl」という映画を紹介したとき、主人公の「タック」の仕方が痛そうという話をしました。主人公はタックをしている間、トイレに行けないので、バレエの練習中も水を飲みません。

美樹は女の子するとき、やはりタックをしますが、剥がすとき痛いということはないですし、トイレにも行けます。(もちろん女性トイレなんか行かないですよ)

ちょっと恥ずかしいのですが、美樹が今しているタックの方法についてお話しします。
(グロテスクな画像はないですが、興味のない方、そもそも「タック」と言ってもピンとこない方はここから先は読まないでください。それと、タックには危険も伴うと言います。くれぐれも自己責任でお願いします。)

■使うテープ

美樹はテープを使ったタックをしています。使うテープは、次の3種類です。

1.ニチバンの防水フィルム
5cm幅のものを長さ10cm、途中に直径2cmくらいの穴と、長さ方向に3~4cmの切れ込みを入れたものです(写真)

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2.防水フイルム(阿蘇製薬のデルガードという商品名)
5cm幅の防水フィルム、ニチバンとよく似ているのですが、はくり紙を剥がすのに便利な”耳”がついています。これは3㎝くらいの長さに切ったものを何枚か用意します。

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3.ポアテープ
半透明の医療用テープ。包帯を止めるときなどに使う普通のモノです。幅は12.5㎜くらいのもの

■手順

1.皮を引っ張ってペニスの先を隠し、ポアテープを巻いて止める
これで、ソーセージの部分を皮が巾着のように隠してくれます。
あまりきつく巻かないで良いです。

2.1のテープでペニスを股にとめる
まず、1のテープの穴の部分に巾着のようになったペニスの先を通します。
テープの裏紙を半分剥がし、ペニスにテープの切れ込みが入っていない方を巻き付けます。そしてペニスごとテープを股の後ろの方に引っ張ります。

その時、玉は体内にしまうようにします。
(玉をしまう位置については、タックについて記述のある他のHPを参照してください。)
後ろに引っ張ったテープは、お尻の穴を避けるように左右に二股に分けて止めます。

3.2のテープで袋を寄せて止める
玉袋をペニスの両側から引っ張り出し、ペニスを包みこむようにして、2のテープで止めます。美樹の場合は5-6枚のテープを使って少しずつ、重ね合わせながら止めていきます。

ペニスの先の部分の手前まで止めます。ペニスの先は外に出ているようにします。
(こうすることで、トイレも大丈夫です。もちろん座ってしてくださいね。)

防水フィルムは、接着力が弱い感じがしますが、一旦貼ってしまえば、はがれてくることはほとんどないです。
そればかりか、このままお風呂に入ってもはがれてきません。

■タックって結局・・

タックのメリットは、
・もっこりが目立たなくなる
・股間のものがなくなった感じがする
・トイレの時も女性のような気分になれる
というところでしょうか。
女の子してるって実感が強くなり、気分があがります。

美樹は女の子になるときはいつもこうしています。
パンツスタイルの時はもちろん、スカートの時もタックしちゃいます。

こんなことお話ししちゃって、恥ずかしいけど・・、
参考になったと思ってくれる人が少しでもいるとうれしいです。

 

 

2019年8月 6日 (火)

映画 「Girl」 について

「Girl」というタイトルの映画を見ました。

トランスジェンダーの元男の子が、バレリーナになることを目指すお話です。
ベルギーでの実話に基づいたお話だそうです。

まだ体が男性のまま(体つきとか顔とかとても女性らしいのですが)の
彼女は、そのことで悩み、苦労します。

それを見ているだけですごくつらいし、心に刺さります。

たとえば、レオタードを着るとき、股間のものを隠すためにテーピング(タックの一種)をするのですが、
それを剥がすのが痛々しいです。

また、そのため練習中はトイレに行くことができず彼女は水を飲むことができません。
水を飲めないせいか、最後、練習後に倒れてしまうシーンがあります。

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似た思いを胸に秘めるものとして、彼女の心が(ほかの男性よりは)よく理解できるように思いました。

とてもシリアスな映画なのですが、
一つだけ、突っ込んでおきたいところがあるとすれば、

あんな痛々しい方法でなく、もっと楽に、しかもトイレにも行けるタックの方法があるのにな・・。
と思いながら映画を見てしまいました。

ベルギーにはタックの方法が伝わっていないのでしょうか?

まだ上映しているところがあるようです。
気になる方はご覧になってはいかがでしょうか。

 

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