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2017年3月に作成された記事

2017年3月31日 (金)

初めての旅行(5)

<ハプニング>

湯田中駅から、長野電鉄の特急に乗車しました。

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この電車は、もともとJRの成田エクスプレスで使っていた車両を長野電鉄が
譲り受けたものです。座席が都会的なデザインなのはそのためです。

電車が出発してしばらくしたとき、携帯に留守電が入っているのに気づきました。

宿からです。そのときハッと思い出しました。
男性モードの時、着ていたコートを宿に忘れたことに・・。

電車はもう長野に向けて走っています。
宿に連絡をとると、案の定、クローゼットにコートが置いてあったとのこと。

今、電車が出発したところだと告げると、
次の停車駅に追いかけて届けてあげるから、降りて待っているように。

なんて親切なんでしょう!こんな変なお客なのに・・。

30分後、信州中野の駅で、無事コートを受け取ることができました。
宿のご主人には本当に感謝・・・です。

<軽井沢アウトレット>
こんなハプニングもあって、軽井沢に到着したのはお昼を過ぎていました。

軽井沢は、駅前に大きなアウトレットがあります。
ここが今日の目的地の一つです。

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駅前からは、アウトレットの建物の向こうにスキー場が見えます。

朝のハプニングのせいで、アウトレット滞在時間は次の電車までの1時間です。

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アウトレットで・・。冬だったのと、新幹線での移動途中だったので、
パンツスタイルにしました。

<今日の買い物>

アウトレットでは、東京でもよく知っているブランドのお店を中心に見て回りました。

残念ながら、あまり買いたいお洋服が見つかりません。
安いとは思うのだけど、どうしてもほしい服が見つからない・・。

帰りの電車の発車時刻が近づいたころ、ワコールのお店が目に入りました。
なんとなく覗いてみたら、お店の片隅にマイサイズのブラジャーがおいてありました。

美樹はアンダーバストが大きいので、なかなか合うサイズがないのです。
ブルーグレーの色調の花柄のプリントのはいったデザインです。

大人しくて、エレガントさも感じさせるデザインが気に入りました。
お店の人に、セットになるショーツがあるか聞きました。

あいにく、ちょうどセットになるものはなかったのですが、
ブラに合うデザインのものを探してくださいました。

電車まで時間がないとはいえ、似合うショーツをお店の人に探してもらうなんて・・。
美樹も怖いもの知らずになりました。

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下着を買って、軽井沢の駅に戻ると、発車時間まであと3分になっていました。
指定席をとっていたのですが、新幹線はほぼ満席でした。

新幹線の中で、残り少なくなった女の子でいる時間を楽しみながら、
この二日間を振り返っていました。

地方に行くと、女装は奇異な目で見られるのではと恐れていたのですが、
長野の人たちは美樹を優しく受け入れてくれました。

旅館に泊まって、温泉に入って、浴衣着て、散策して、
リゾートの列車に乗って、アウトレットで買い物して・・。

楽しさてんこ盛りの二日間、
女の子を満喫することができた旅でした。

2017年3月30日 (木)

初めての旅行(4)

<朝の支度>
次の日の朝はちょっと早起きして、
お風呂に入るところから始めました。
そのあとは、お化粧して女の子に戻る作業です。
(夜寝るときはB面(男性の姿)になっていたのです)
1時間半くらいかかって、まだお化粧が終わらない頃、
部屋の外から「失礼しまーす」という声が・・。
あわてて生返事していると、「お湯の交換に来ました」と言って
女中さんが部屋に入ってきました。
もうビックリ!美樹はまだ、化粧の途中で、かつらをつけてなくて、
しかも下着姿でしたから・・・。
バツが悪くて、「変な格好でごめんなさい」とか言い訳していると、
女中さん「全然かまいませんよ」と平然としています。
あっという間にポットを交換して出ていきましたが、
女装途中の状態を見て、一体どう思われているんでしょう??
そのあとしばらくして朝食が運ばれてきました。
野菜ジュース、ヨーグルトとパンといった比較的シンプルなもの。
食事が目的ではないので、このくらいの軽い朝食はありがたいです。
写真を撮るの・・・忘れました。
<出発>
宿を出発する時間が来ました。
宿のご主人とは、宿に来たとき男性で、出発するときは女性で
対面することになります。
本当は緊張する場面なのでしょうが、
さっき、あんな恥ずかしい姿で宿の人と会っているので、
もう、ドキドキはしませんでした。
玄関口で精算のお願いすると、ご主人が出てきました。
ご主人は、ビックリするどころか、平然としています。
あまりの普通さに拍子抜けです。
でも、こんなお客を、当たり前のように歓迎してくれることが、
ありがたく、素敵なお宿だなと思いました。
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<朝の温泉街>
宿を出て、バスの来る時間まで、温泉街を散策することにしました。
朝の温泉街はまた違った雰囲気でした。
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温泉街を流れる川。雪がまぶしいです。

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渋温泉の中心地。足湯につかれます。

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金具屋という旅館の建物。映画「千と千尋の神隠し」に

出てきた「油や」の建物に似ています。

一通り散策したあと、バスで湯田中駅にでてそこから

次の目的地、軽井沢に向かいます。

旅行での目的の一つ、「リゾートのアウトレットでお買い物」を

実現するために・・。

2017年3月29日 (水)

初めての旅行(3)

<浴衣に着替える>
宿に戻ると、時間はまだ7時前でした。
夜の散策に出かけたくなりました。
せっかく温泉に来たのだから浴衣で出かけたくなりました。
外に出かけるときに浴衣を着るのなんて小学生の時以来です。
ネットで着方を調べながら、何とか着てみました。

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似合うかしら・・・?

ここは、冬の長野です。これだけで出かけると凍えてしまします。

ちょうど宿に、厚手のウールでできた紺色の浴衣がありました。
(後で調べると、丹前というものだそうです。)

それから羽織も・・。

長袖のヒートテックに、浴衣、丹前、羽織と4枚重ねで出かけることにしました。

念のため持ってきた足袋型のソックスをはいて宿の下駄をお借りして出かけます。

(もちろん下駄は女性用のものです)

<温泉街を散策>

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渋温泉は、外湯がいっぱいあります。

夜の渋温泉は、外湯めぐりをする宿泊客が繰り出すんです。

土産物屋さんも夜遅くまで開いてるんです。

美樹もそんな人たちに紛れて、散策を楽しみます。

散策の途中である土産物屋さんに立ち寄りました。

お店の方が出てきたので、自分の浴衣の着方が正しいかどうか

思い切って聞いてみました。(ずうずうしい限りです)

大丈夫との事でした。私みたいな人にもごく普通に接してくださるのが嬉しかったです。

お礼の意味も込めて、ウサギ柄のミニタオルを買いました。

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1時間ほど散策していましたが、さすがに寒くなったので、宿に戻ることにしました。

<露天風呂>

宿に戻ると、露天風呂が空いていることがわかりました。

この宿は、お風呂が3か所あり、どのお風呂も貸切にできます。

お風呂に入ることにしました。女の子モードのままで・・。

ウィッグは濡れると嫌なので、ヘアキャップを被って入りました。

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さすがに画像は、見せられません・・。

天気が良く、星がきれいでした。

女の子モードで、食事、浴衣で散策、露天風呂・・、女の子を満喫した一日でした。

疲れていたので早く寝ることにしました。

2017年3月28日 (火)

初めての旅行(2)

<旅行開始>
いよいよ旅行開始です。
一泊二日の日程なのに、海外旅行に行くかのような
大きなスーツケースで美樹は出かけました。
長野での所用をお昼過ぎまでに済ますと、
いよいよ女の子としての旅行が始まりました。
3月初旬、雪をいただいた山がきれいです。
<いざ宿へ>
でも、美樹はまだ、B面の格好です。
本当はどこかでお着替えしてから宿に行きたかったのだけど・・。
B面で到着して、A面でお出かけ・・。
宿の人がいやな顔をするのではないかしら。
旅行前から気がかりになっていました。
宿に着きました。
家族経営のちいさなお宿のようです。
 
ご主人がお部屋まで案内してくれます。
お部屋は3階で、同じ階にもう一部屋しかなく、
他のお客と会う可能性は低そうでした。
(実際声は聞こえましたけど会うことはなかったです)
屋上の露天風呂にも近い部屋でした。
よかった!
<A面でお出かけ>
夕食は外に食べに行く必要がありました。
5時ごろについたので、まだ時間が・・。
そこで早速A面にお着替え+お化粧をすることにしました。
今日のコーデは、黒のジャンパースカートにトップスは白のセーター
の組み合わせです。

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お着替えが終わって、いよいよお出かけです。
宿の玄関を通らなければなりません。
小さな旅館なので、フロントにいつも人が立っているわけでは
ないのがよかったです。
そーっと玄関を向けていくことができました。
<夕食>
夕食に行ったお店は、「金新」さんというお店です。
あらかじめグーグルで目星をつけていたお店です。
温泉地なので、居酒屋やラーメン屋が多い渋温泉の中で、
ここは定食も充実しています。
表から中の様子がわからないので、お店に入るときちょっと
どきどきしました。
入ってみると、お座敷個室と、4人がけのボックス席が並ぶ
モダンなつくりでした。
しかも、ボックス席も表にすだれを下ろすことで、顔が隠れます。
ここにして正解でした。
カウンター席とかで隣からじろじろ見られるといやですもの。
店員さんは若い女性が中心。
美樹のような変なお客でも気持ちよく接してくれます。
ちょっとおなかがすいていたので、ミックスフライ定食を頼みました。
これで1200円(だったかな)。リーズナブルだと思いました。

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レストランが当たりだと、それだけでうれしいです。
このころには、すっかり暗くなっていました。
一旦宿に戻ります。またそーっと宿の玄関を通りぬけました。
 

2017年3月26日 (日)

初めての旅行(1)

たまにしかブログを更新しなくなった寺井美樹です。
このブログも、誰に見せるわけでもなく、書いてます。
自分で化粧できるようになって以来、
コーデの紹介より、すっかり女装外出の日記となってますが、
今回は、外出の活動範囲が広がって、
ついに、お泊りで旅行することになりました!
我ながら、ずいぶん大胆になったものだわ。
<きっかけ>
きっかけは、ひょんなことから、長野に所用ができて、
しかも用事の後はフリーになったことです。
これはチャンス!
なんとなく思っていた女の子になって旅行したいという願いがかなうかも。
ネットで検索してると、女装して、旅行してる人たくさんいるんですもの。
女の子になって、
リゾートの列車に乗りたい・・・

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旅館にとまりたい・・・
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浴衣で散歩したい・・・
温泉、できたら露天風呂に入りたい・・・
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リゾートで優雅にお買い物したい・・
いろんな、したい・・・が頭に浮かびます。

<宿探し>

さて、そうなったらまず宿泊地を決めなくては・・・。
長野あたりで温泉をさがすと、湯田中・渋温泉というのが目に入りました。
この地は、最近海外からの旅行者が増えているようです。
昔ながらの温泉地の雰囲気や温泉に入るお猿さんが、
海外の人にとても人気があるようです。
ひなびた温泉地というイメージだったのですが、
ずいぶんグローバル化が進んでいるようです。
海外からいろんな人が訪れる場所なら、女装の人だって受け入れてくれるのでは?
と根拠のない期待が・・。
そこで場所は湯田中・渋温泉にすることにし、その中で宿を探すことにしました。
海外の人が多く訪れるためか、宿泊プランも1泊2食ではなく、朝食のみや素泊まりのプランがあることがわかりました。
女の子で過ごすの目的なので、豪華な食事はいりません。
むしろ大事なのは、貸切風呂があることや、
トイレが付いた部屋があることです。
それに加えてリーズナブルであること。
それと他のお客と顔を合わせないですむこじんまりした宿。
できれば、女装でも温かく迎えてくれる宿。
(これだけは、行って見なければわからない・・)
条件に合う宿を探していて、見つけたのが、
「養田屋旅館」さんです。
一泊朝食付き、トイレつきのお部屋。
部屋数5つのこじんまりとした旅館。
お風呂はかけ流しの温泉。貸切可
なんといってもうれしくなったのは、
屋上に露天風呂あり!
24時間入浴可能。
露天風呂が貸切にできる温泉宿って、
高級なイメージですが、ここは
お値段もリーズナブルでした。
予約するとき、私のような変わったお客を歓迎してくれるかどうか、
やはり心配になりました。
 
宿へのメッセージに、
『他人に裸を見られるのが苦手なので、貸切のお風呂のある宿を
探しています』と加えました。
(続く)

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