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2008年3月22日 (土)

久しぶりに女の子しました3

(前回の続きです)
「すみませーん」
若い女性の声です。2度目はかなり大きい声です。美樹に声をかけていることは明らかでした。

最初は無視しようと思いました。(男性の声だったらきっとそうしていたと思います。相手が男性だとやっぱり怖いですもの。)でも、女性の声だったので美樹は振り向くことにしました。

振り向いて見ると、そこには大学生くらいの若い女性2人組がいました。
「すみません、この○○っていう焼肉屋さんを探しているですが、知りませんか?」
ガイドブックのあるページを指差しながら女性の一人がたずねてきます。

女装者をからかっているのか、本当にお店をさがしているのかわかりません。本当にお店を探しているにしても新宿には何十件も焼肉店があるでしょうからぜんぜんわかりません。

「ごめんなさい。このあたりは詳しくないんです。」
きっと声で男性だと確信したに違いありません。女性は少し驚いた顔をしたように見えました。美樹は振り向いて歩き出しました。もうそれ以上声をかけられることはありませんでした。

後で考えると、やっぱり女装者だと思って声をかけてきたんだと思います。だって、街角で声をかけられるってことってすくないですもの。声を聞いて男性かどうか確認したかったのだと思います。
ドキドキするような体験でしたが、ひどいことにならなかったのは幸いでした。

女装者は偏見をもって見られがちです。美樹が外出のときに普通にお話ができるのは、店員さんぐらいです。(彼女たちも、商売だからそうしてるだけの人がほとんどでしょう。)お外では会話をするのもビクビクしながらです。でも本当は、女性の方と仲良くお話とかできたらいいなって思っています。

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